2020年12月10日木曜日

NutanixにおけるイメージングツールFoundation(その9)Foundationの流れ3

前回に続いて、Foundationでイメージングを行う際の各種設定情報を見ていきたいと思います。今回はイメージの選択を中心に見ていきます。

Discovery経由でイメージングを行おうとした場合、以下のような形でデフォルトは、AOSのバイナリ選択画面が表示されません。


unless you want it.をクリックすると、AOSの選択画面が表示されます。これは、既にAOSが入っている場合既存で入っているAOSをそのまま利用することが前提となっており、意図的に違うAOSバージョンを利用する場合、このプションを選択し、FoundaionVMに投入したAOSを利用してイメージングを行うことが出来ます。
「View existing AOS version of each node...」をクリックすると、現在インストール済みのAOSを確認することが出来ます。



一方ベアメタルFoundationの場合、既存のAOS情報が取れませんので以下のように、「View existing AOS version of each node...」をクリックしても既存AOSの情報は表示されません。

続いて、HyperVisorのイメージング設定に進みます。AOSの設定画面で、既存のCVMイメージを利用する形でウィザードをすすめた場合、ハイパーバイザーは既存で入っている物を利用することが前提となります。
ベアメタルFoundationを選択した場合、AOSを選択した場合ハイパーバイザーを選択する画面が表示されます。既存AOSを利用する場合であっても、「unless you want it.」をクリックすることで、ハイパーバイザーのバージョンを意図的に選択することが可能です。
ESXiやHyper-Vを利用する場合、Foundation内部で持っているコンパチバージョンのISO以外を利用する場合は、ISOのMD5ハッシュ値を入れる必要があります。
どのISOのWhitelistを持っているかは、Manage Whitelistから選択可能です。SupportPortalから、最新版のiso_whitelist.jsonをダウンロードしてアップロードすることも可能です。

View existing hypervisor of each node, or select storage nodes...をクリックすると、現在導入されているハイパーバイザーのバージョンが確認できます。ベアメタルFoundationの場合は、ハイパーバイザー情報が取得できませんので、「Due to technical reasons, manually added nodes cannot report the existing hypervisor and must install a new one.」と表示されます。この右にある「STORAGE」のチェックボックスにチェックを入れるとチェックしたノードはストレージ専用ノードとしてイメージングされます。
ストレージ専用ノードは、ESXi/Hyper-V環境のNutanixクラスターにAHVでイメージングされたノードを追加し、その追加されたノードは仮想マシンはCVM以外が稼動できないストレージ専用ノードとして稼動させることが出来ます。AHVクラスターにおけるストレージ専用ノードはこの画面では設定できません。ESXiやHyper-Vをメインハイパーバイザーとして選択し、一部のノードをストレージ専用ノードとして選択した場合、ストレージ専用ノードで利用するAHVのバージョンを指定することも可能です。

ハイパーバイザーの設定はこれで終わりです。
次は、イメージングに必要なIPMIの設定を行います。

本画面では、イメージングでISOマウントを利用するため、IPMIのアカウント情報を入力します。ノードDiscoveryが出来ている場合、既に存在するCVMのipmitoolを利用して、ハイパーバイザー経由で直接ハードウェアコールを行いメディアマウント行うため、IPMIのアカウントやパスワード情報を必要としません。
一方でベアメタルFoundationの場合、CVMが存在しないためIPMIのアカウント情報を入力する必要があります。

右上のToolsをクリックすると、各ハードウェアメーカーのIPMIのデフォルトパスワードが入力されます。ただし、NXモデルやProLiant DXモデルはノード毎にパスワードが異なるため、自動入力はされません。

これでFoundationに必要なパラメーターの入力は終わりです。

あとはStartをクリックするとイメージングが実行されます。
(ベアメタルFoundationに関しては、別途確認メッセージが表示されますので、i goneをクリックする必要があります)


わずかこれだけのステップで、ハイパーバイザーのインストール、ストレージコントローラーの設定、ストレージプールやLUNの作成など今まで数日かかっていた作業を終えることが出来ます。イメージングはFoundationを行うPCの性能やノード数にもよりますが、10ノードレベルであれば、だいたい30分~1時間もあればおわります。


今回まででFoundationにおける基本的な流れを理解頂けたと思います。Foundationは、Nutanixをイメージングする際に必要なツールですが、非常に簡単にイメージングができるように作られています。






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