Nutanixを導入する際に、一番最初に手にするツールが、Foundationツールです。
Nutanix Foundationは、Nutanixクラスターのイメージング及びクラスター作成を個なうためのツールです。Foundationは、NutanixのNPNパートナーかつNutanix Certified Services Consultantの資格を持つエンジニアが作業をすることが推奨とされています。(Foundationの各種ツールはNPNのみに提供されます)
今回は、このFoundationツールとは何かを紹介します。
Foundationツールは、上記に記載の通り、イメージングツールです。
Nutanixにおいては、Nutanix純正のNXの他、HPE社のProLiant DXシリーズやDELLのXC/XC Coreシリーズなど多くのハードウェアプラットフォームをサポートしていますが、Nutanixをサポートしているハードウェアは、全てこのFoundationツールでイメージングを行います。
今までの仮想化基盤においては、ストレージコントローラーの設定からはじまり、RAIDグループの構築など、まずは容器の設定を終えた上で、サーバーとストレージの接続それから、サーバー側のハイパーバイザーのインストール後、ハイパーバイザーの諸設定、管理サーバーの展開後、ワークロードの仮想マシン展開が行えるようになり、1台の共有ストレージと3台のホストであればおよそ2日程度の作業はかかるかと思います。規模がもっと大きくなると設計も含めまず仮想マシンを展開するまで1週間以上の時間を要することもまれではありません。
このような単調かつ同じことの繰り返しにで時間を使うことは、エンジニアにとっても退屈な作業でありかつ時間のかかる作業ですので効率化したいと考える作業の1つであると考えられます。Nutanix Foundationは、この退屈な作業を一括化して初期のキッティングと言われる基本的な導入作業を自動で行い、ワークロードである仮想マシンを展開する直前までを作ってくれる機能です。
これを聞くと、早速Foundationを使ってみたいと感じてしまいますが、次回は具体的にFoundationツールの種類と使い分けについて確認していきたいと思います。
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