前回までFoundationの基礎をお伝えしました。
今回は実際にFoundationを行うための環境を作りたいと思います。
前回お伝えしたとおりFoundationには複数の導入方法がありますが、今回は仮想アプライアンス版を利用したいと思います。
Step.1 VirtualBoxを導入数する
既に、VMware Workstation やFusion、もしくはESXiなどOVAをインポートできる環境があればVirtual Boxにこだわる必要はありませんが、ここでは、VirtualBoxを利用してOVAをインポートできる環境を作りたいと思います。
より、VirtualBox 6.1(12/3時点)をダウンロードします。
今回はWindows環境に導入しますので、Windows hostsをダウンロードします。
ダウンロードした「VirtualBox-6.1.XXX-Win.exe」を実行し、インストールを行います。
インストールが実行されます。
途中仮想USBデバイスが表示されますので、インストールを行います。
インストールが完了しました。このままVirtualBoxを起動します。
無事にVirualBoxが起動しました。
Step.2 FoundationVMの導入
では、次にFoundationのOVFをダウンロードします。
MyNutanix(https://my.nutanix.com)からSupportPoralにログインします。
サポートポータルはNPNパートナーもしくは商用版のNutanixユーザーのみがアクセス可能です。
サポートポータルのDownloadsからFoundationを選択します。
沢山のFoundationイメージが出てきますが、ここでは、VirtualBox用のイメージをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは、tarファイルになるため、7zip等でtarファイルを展開します。
展開したファイルから、Foundation_VM-4.X.ovfをダブルクリックします。
以下のように仮想マシンがパワーオンできない場合は、稼働している物理マシンでintel VT-dが有効になっていない可能性が高いです。
インポートのウィザードが表示されるので、そのままインポートを行います。
インポートは環境によって異なりますが大体3~5分程度で終わる物と思います。
インポートできたFoundationVMをパワーオンします。
無事にFoundationVMが起動しました。
nutanixユーザーのパスワードは「nutanix/4u」でログインができます。
ログインが成功するとCentOSベースのGNOMEデスクトップが表示されます。
以下のように仮想マシンがパワーオンできない場合は、稼働している物理マシンでintel VT-dが有効になっていない可能性が高いです。
PC側のBIOSにて、VT-dを有効化したうえで再度仮想マシンを起動してみるとうまく起動できると思います。
(参考)Intel VT-dの有効化または無効化
https://techlibrary.hpe.com/docs/iss/proliant_uefi/UEFI_TM_030617/ja_help/s_enabling_VT-d.html
これでFoundationの環境準備ができました。
次回は、Foundationの動きの確認を整理したうえで、実際にFoundationによるイメージングを行う手はずに入りたいと思います。
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