2019年12月7日土曜日

改めてNutanixが動作するサーバーモデルをご紹介(2019年版)

Nutanixの各モデルを紹介したのは、2016年の頃の話しでした。
それから、たくさんのメーカーがNutanixが動作することをサポートしたモデルを発表しています。

今日は、そのモデルについて改めてご紹介します。


Nutanix純正 NXモデル

2U4ノードと言われる形をHCI市場にイメージづけた製品でもある、Nutanix NXモデル。現在はNX Coreと言う形で販売されております。現在のモデルはG7といわれるモデルで、いわゆる7世代目になります。
2U4ノードモデルを始め、現在ではシングルソケットモデルやハイエンドモデルなど多くのモデルを発売しています。
一部では、NXモデルは終売になるという根も葉もないウワサがありますが、NXモデルをNutanixがやめることはありません。その根拠は、2017年の.NEXT Washingtonにて、ディラージCEOから、NXは、なくさないとメッセージがありました。2018年の.NEXT New OrleansにおいてもディラージCEOから、NXは、なくさない。もちろん販売の構成比率は変わるかも知れないが、NXをなくすことはないと強いメッセージがありました。また、2019年 .NEXT Anaheimにおいても、ディラージCEOは、NXはずっと続けるというメッセージがありました。ソフトウェアカンパニーという印象を強くしようとしているNutanixですが、一番ハードウェアに近い存在であるソフトウェアがNutanixであり、そこにいち早く機能実装ができるのは、やはり純正品であるNXであることに変わりはありません。Nutanixがソフトウェアの色味を強くすることで、NXモデルは終売になるといった印象を与えてしまっている部分があるのかも知れませんが、そのような理解は誤解であることを3年間一貫して伝えています。また、ディラージCEOは、製品コンセプトを含めいつもぶれない思想を持っていまと思います。そのCEOが、NXはなくさないと言っているわけですから、NXモデルが無くなるというのは、根も葉もないウワサでしかあり得ません。


HPE DXモデル

2019年4月に発表があった、HPEのProLiantをベースにした、DXモデルが発表されました。発表当初からかなりの注目を空いていましたが、ついに2019年9月より見積もりが開始となりました。
DXモデルは、NXモデルと同様もかなりラインナップが多いことが特徴できです。


DELL XC / XC Core モデル

Nutanix NXモデルの純正に次いで歴史が長いのがXCシリーズです。
DELL XCシリーズは、NutanixのOEMを2014年から開始し、たくさんの導入実績があります。ハードウェアメーカーですので、その強みを生かした、ハード構成の柔軟さやハードウェア・ソフトウェアのワンストップなサポートが提供できる強みがあります。

LENOVO HX / HX Certify Node モデル

Lenovo Enterprise Solutionsが提供する、Nutanixは、HXと呼ばれています。
DELLのXCシリーズと同様にハードウェアメーカーとしての強みを生かし、サーバーとネットワークを含めた統合的にサポートを受けることが出来ます。


HITACHI HA8000V モデル

日立製作所が提供するNutanixは、ハードウェア(サーバー)がNutanixのソフトウェアのコンパチビリティに適合したモデルとなります。
モデルがDL360ベースとDL380ベースの2つとなり、ディスクサイズも2.5インチモデルのみとなりますが、日立が誇る保守サービスである日立サポート360によるワンストップサービスを受けることが出来ます。


FUJITUS Enterprise Cloud on PRIMERGY モデル

富士通のサーバーは、富士通とシーメンスの合弁会社が設計をしていたこともある背景があり、ヨーロッパを中心にNutanixのOEMモデルを販売していました。日本においては2019年夏から発売が開始されています。
ヨーロッパで販売されているモデルに比べ、 日本ではスペックやモデル面でまだ充実したラインナップがあるとは言いづらい状況ですが、PRIMERGYファンは日本でも一定数いますので、選択肢の1つとなると思います。


各モデル毎の通称まとめ
メーカー製品名称モデル通称
NutanixNutanix HCINX
HPEHPE ProLiant DXDX
DellDell EMC XC シリーズXC
LESLenovo Converged HX SeriesHX
HITACHI日立HCIソリューション for NutanixHA8000V
FujitsuNutanix Enterprise Cloud on PRIMERGYXF


各メーカーNutanixに対応したモデルを出していますが、モデルの通称がそれぞれ異なりますので、一般的にはモデル通称で呼ばれることが多いです。
NXはもちろん、DXやXC、HXはよくきく呼び名ですが、最近対応した国産メーカーの通称(日立はおそらく通称がサーバー名と同じHA8000V?)は覚えておくとよいと思います。

なお、海外では上記以外にも対応しているメーカーがありますが日本国内での発表がなされていないので、今回は日本国内で発表されている6社を紹介いたしました。






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