2019年12月18日水曜日

AHVへの引っ越しは、Nutanix Moveで(その5)

前回までに仮想マシンの移行準備は完了しました。
では、実際に仮想マシンをマイグレートしたいと思います。

まずは、vSphereのスナップショットを見てみましょう。
一段階目のスナップショットは既に転送済みで、2回目以降のスナップショットが送信されています。
▼2回目のスナップショット

▼3回目のスナップショット

このスクリーン書ととを見ると分かるようにスナップショットは10分に一度送られていますが、スナップショットが多段になってI/Oスピードの低下や仮想ディスクファイル破損を防ぐため、スナップショットは2段階までとなっており、順次古いスナップショットが新しいスナップショットを作成される際に削除されます。

では、データーの差分がちゃんと送られているかを確認すするため、移行する前に、移行元のWindows Server 2012 R2の仮想マシンにファイルを作成してみます。

この検証は12/1に行っておりますのでその日付と時刻をテキストファイルに書いてデスクトップに保存します。

続いてMoveの画面で、In Progressをクリックし、Windows Server 2008 R2をCutover処理を行います。

確認処理が走ります。

vSphere Clientを確認すると、移行元の仮想マシンは、シャットダウンスされ最終のスナップショットが送られていることが分かります。

移行作業が完了すると、自動的にPrism上に仮想マシンが登録され、移行された仮想マシンが自動起動します。

Prismを見ると仮想マシンが登録され起動していることが分かります。

仮想マシンにログインすると、先程vSphere上で作成した仮想マシンにも移行前最終で作成したテキストファイルがきちんと移行されていることが分かります。


今回はNutanix Moveの動きと共に移行方法を紹介しましたが、ユーザー側で操作することはMoveの画面で移行元と移行先を選択するぐらいで面倒な作業無く、任意のタイミングで切り替えが出来るというのは大変便利であることがわかります。




0 件のコメント:

コメントを投稿