前回までに、ハイパーバイザーのコンバージョン(Convert Cluster)の要件を確認していきました。
今回は、実際の変換までの作業タスクを紹介します。
1.vCenter Serverの退避
vCenter Serverが、変換対象のNutanixクラスター以外のサーバーですでに稼働中であれば、この作業は不要ですが、一般的には既存のNutanix環境上でvCenter Serverが稼働していることが多いと思います。
Convert Clusterを利用するためには、別の環境でvCenter Serverを稼働させる必要がありますので、一時的にvCenter Serverを稼働させるホストを用意する必要があります。
まずは、既存のvCenter Serverのデータバックアップを行います。
既存のvCenter ServerのIPアドレスに、ポート5480を指定してアクセスします。
例) https://vCenterServer IP:5480
すると、vCenter Server管理画面のログイン画面が表示されますので、「root」ユーザーでログインします。(vCenterのAdministratorアカウントではありません)
「バックアップ」から「今すぐバックアップ」を選択し、バックアップを取得します。
ここでは、あらかじめ用意したバックアップ先(SMBファイルサーバー)を指定し、バックアップを取得しています。
バックアップは、仮想マシン台数やログの期間などにもよりますが、そこまで長い時間はかからないと思います。
バックアップフォルダにファイルが保存されたことを確認します。
あわせて、ステータスが完了になったことを確認します。
これは、リストア先のvCenter Serverが同じIPアドレスで稼働するため、IPアドレスの競合を防ぐためです。
続いて、新しい環境にvCenter Serverをリストアします。
vCenter ServerのインストールISOをマウントし、インストールウィザードを起動します。
言語をJapaneseに変更し、「リストア」をクリックします。
続いて、バックアップを保存したファイルサーバーを指定します。
リストア先となる、Nutanix以外のESXiホストを指定します。
vCenter Serverのパスワードやデプロイサイズ、データストア、ネットワークを選択し、展開を行います。
ステージ1が完了するのを待ち、ステージ2のウィザードに進みます。
ステージ2のリストア項目に進みます。
ウィザードのバックアップの詳細はすでに選択されているはずですので、サマリーを確認し、ステージ2の処理が完了するのを待ちます。
リストアは、それなりに早く進むと思います。
リストアが完了したことを確認し、もともとのvCenter ServerのIPアドレスで接続できることを確認します。
vCenter Serverに接続後、Prismの「vCenter Server Connection」の部分で、接続が確立していることを確認してください。
これで、vCenter Serverのお引越しは終わりです。
次回は、移行前のvCenter Serverの設定確認を行っていきます。













0 件のコメント:
コメントを投稿