従来クラスターの耐障害性は、Redundancy Factor 2 or 3という形で、1台のホストが障害が発生しても問題なく稼働できるか、2台のホストが同時に障害が発生しても問題なく稼働できるのかの2つからの選択でした。
AOS 7.0より1N&1D(1ノードのホストと他のノードのフラッシュまたはディスクの同時障害)に耐えられる機能が実装されましたが、クラスターのノード数が3台に制限されていました。
これが、AOS 7.6からノード数が3ノード以上であればノード数に制限がなくなりました。
耐障害性が、ディスクレベルで選択できるようになったこともあり、従来Redundancy Factorと呼んでいた耐障害性の呼び方も「Cluster Fault Tolerance」に変わりました。
フォールトトレランスとサポートされるRFの種別
1N/1D
1N&1D
1N/2D
2N/2D
従来のRF2が「1N/1D」に該当し、RF3が、「1N/2D」「2N/2D」に該当します。
1N&1Dは、特殊で、クラスター内の1台のノードと他のノードのディスクが同時に障害が発生しても継続してクラスターを稼働できる仕組みとなります。この場合1ノードあたり2つのメタデータディスクが必要とありますので、NX-1065のようなフラッシュ(SSD)が1本しか搭載されていないモデルでは利用できません。昨今は、1ノードあたりフラッシュメディアが1本というモデルはほとんどないと思いますが、こちらは注意してください。
フォールトトレランスは、以下のパターンのみ変更が可能です。
1N&1Dから2N/2Dへの移行、1N/2Dから1N&1Dへの移行はサポートされません。
これにともない、PrismのCluster Resiliency / Fault Tolerance Statusについては、以下の表記となります。
なお従来からのReplication Factor 2(RF2)やReplication Factor 3(RF3)といったデータの冗長性に関する表記は、そのまま継続となります。
NutanixのドキュメントもCluster Fault Toleranceに表記が変わっていますので、今後はCluster Fault Toleranceとして、どの冗長構成が必要かを設計フェーズで検討してください。





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