昨今では、1本のHDDでも20TBを超える容量の物やNVMeも15TBを超える物など大容量化が進んでいます。
Nutanixは、HCIというメリットを生かし必要に応じてノードを追加することでストレージ容量を増やすことが出来ます。
ただ、Nutanixが稼働する1台のハードウェアでは搭載できるディスクやSSDに制限があります。この制限は、AOSのバージョンとAsync DRやDisaster Recoveryの要件により異なります。
また、AllFlashかHybrid構成かの違いでも異なります。
例えば、AOS 7.3とAllFlash構成の場合、RAW容量で1ノードあたり370TBが最大となります。
Hyvrid環境ですとこれが、212TBが最大値となります。
ストレージ1本あたりの大容量化は、HDDの方が大きいためハイブリッドの方が大きな容量が構成しやすいのですが、パフォーマンスの観点を含め、1ノードあたりハイブリッドの方が容量的に小さくなる点に注意が必要です。
一方で、Nutanixの場合大容量で利用する際に考慮していただくことは、Dedicatedモデルの存在です。NUSでファイルサーバーやObject Storageの専用利用となる場合、Dedicatedモデルを選択すると、1ノードあたりで利用できる容量が大きく変わります。
例えば、NUS 5.2の利用の場合、DedicatedでHybrid構成の場合、1ノードあたり525TBまでをRAW容量でサポートします。AllFlashモデルになると550TBまでがRAW容量でサポートされます。
ストレージ大容量化を求められる場合、ファイルサーバーや写真・動画データー、アーカイブデーターの保存などが要因で大ききなすとレージを要求されることがあります。このような場合は、用途に応じてDedicatedモデルを検討することで、コスト的もノード数も減らすことができる可能性が高くなります。
(参考)Nutanix Configuration Maximums
0 件のコメント:
コメントを投稿