2025年9月20日土曜日

LCMのトラブル対処方法

Nutanixに搭載されているLCMは統合的なアップデートをコンパチビリティやアップグレードパスに合せて適切なバージョンアップバイナリを提示・アップグレードを行う便利なツールです。一方で様々場ハードウェアプラットフォームやNutanixの多くのソフトウェアをLCMで統合的に管理をしていることから、思わぬトラブルに出会うこともあります。

トラブル内容は様々あるのですが、最近のLCMバージョンで見受けられる2つの障害に対する対処法をお知らせします。


その1)LCMのインベントリがハングアップし、再度インベントリを実行することができない

まず、CVMにSSHでログインします。

lcm_leader

で、リーダーを探し、そのリーダーのCVMにSSHで接続します。

genesis restart

で、Genesisを再起動します。

(参考)KB18089:LCM 3.x: Inventory task in hung state



その2)Prism Central 7.3にアップグレード後LCMの画面がエラーで表示されない

ブラウザのバージョンが古いとただしく表示されません。
Google Chrome、Microsoft Edgeの場合「バージョン110」以上が必要となります。

(参考)KB19624:LCM Page Fails to Load with 'toSorted is not a function' Unexpected Error After PC 7.3 Upgrade


あわせて「Nutanix LCMのおさえておきたいポイント」もご確認いただくと、LCMの急なトラブルにであっても慌てず対処可能だと思います。



 

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