Nutanixに搭載されているLCMは統合的なアップデートをコンパチビリティやアップグレードパスに合せて適切なバージョンアップバイナリを提示・アップグレードを行う便利なツールです。一方で様々場ハードウェアプラットフォームやNutanixの多くのソフトウェアをLCMで統合的に管理をしていることから、思わぬトラブルに出会うこともあります。
トラブル内容は様々あるのですが、最近のLCMバージョンで見受けられる2つの障害に対する対処法をお知らせします。
その1)LCMのインベントリがハングアップし、再度インベントリを実行することができない
まず、CVMにSSHでログインします。
lcm_leader
で、リーダーを探し、そのリーダーのCVMにSSHで接続します。
genesis restart
で、Genesisを再起動します。
(参考)KB18089:LCM 3.x: Inventory task in hung state
その2)Prism Central 7.3にアップグレード後LCMの画面がエラーで表示されない
ブラウザのバージョンが古いとただしく表示されません。
Google Chrome、Microsoft Edgeの場合「バージョン110」以上が必要となります。
あわせて「Nutanix LCMのおさえておきたいポイント」もご確認いただくと、LCMの急なトラブルにであっても慌てず対処可能だと思います。
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