両方ともPrismというUIの名称で呼ばれるため、分けて表現をする際には、CentralとElementという表現を使うことがあります。
PrismCentralはNutanixの中であっても外であってもどちらに展開してもかまいません。
また、仮想アプライアンスは、AHV、ESXi、HyperVと各ハイパーバイザーごとに提供されているため、どのハイパーバイザーの上にでもPrismCentralを稼働させることができます。
PrismCentralのスペック
PrismCentralをNutanix上に展開する場合、AOS5.1以上では、PrismElementの右上にある、Centralの項目で「Register or create new」でPrism CentralをDeployすることができます。
▼Prism ElenetからRegisterをクリック
▼Deployを選択
▼利用したいバージョンを選択
▼Deployタイプを選択します
また、PrismCentralは、冗長構成である3VMのDeployモデルが選択できることも特徴です。
あとは、サイズとIPアドレスなどを入れてDeployボタンを押すだけです
わずかこれだけで展開が可能です。
なお、手動でPrismCentralをDeployした場合は、CVMに対して以下のアクションを行います。
- OVF等でDeploy後のPrismCentalVMに、SSHで(ユーザー:nutanix パスワード:nutanix/4u)で接続
- vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0 を開き、IPアドレスを以下のように設定します
DEVICE=eth0
NM_CONTROLLED=no
ONBOOT=no
BOOTPROTO="none"
BROADCAST=192.168.XXX.255
NETMASK=255.255.255.0
IPADDR=192.168.XXX.YYY
GATEWAY=192.168.XXX.254 - CVMを再起動します
- 再度SSHでログインし、以下のコマンドを入力します
- 完成
cluster --cluster_function_list="multicluster" -s static_ip_address create
では、次回からPrismCentralの機能を見てみましょう
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