今日はハイパーバイザーに依存しない話しを1つご紹介します。
NutanixはSoftware Defiedベースの分散アーキテクチャーを利用した完全なる分散型のストレージを実現しています。
ソフトウェアベースである以上、ソフトウェアのパフォーマンスとの勝負の部分も一部ありますが、AOS5.11よりノードあたり120TBの容量を保持できるノードを対応しました。これにより、3ノードであってもかなりの容量を担保できる仮想化環境を構築できます。
この対応により、1ノードに対して搭載できるディスクとして12TBモデルがサポートされるようになります。
なお、2つほど注意点があります。
1)1ノード40TBを超える場合、スナップショットのRPOは6時間となります。
これは、AOS5.11より前に話が出ていましたが、40TiBを超えるノードで構成されている場合、スナップショットのサイクルは、6時間に1回となります。Nutanixは、通常1時間に1回のスナップショットが設定可能ですが、環境によっては出来ないことがありますので注意が必要です。
2)CVMのメモリーサイズに注意
ノードあたり120TBを構成する場合、CVMのメモリーサイズは36GBに設定する必要があります。
今後Nutanixは、ノードあたり200TiBのサポートもでているようですので、ますます容量単価も下がり、大容量化に対応するNuttanixを利用することで、スト手レージヘビーな要件も対応できる幅が広がると思います。
(参考)
Supported Snapshot RPO for Storage Heavy Nodes
※Accessには、Nutanix Support Portalへのログインが必要です。
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