2018年9月26日水曜日

PrismCentalの使いどころ(その10) いつまで利用できるかのリソースを確認する

※この機能はPrismProのライセンスが必要な機能の紹介です。
(PrismCentralは展開後60日間PrismProの機能を体験利用できます)

Nutanixクラスターを使っていると、定期的に増えるファイルサーバーの容量や、業務システム追加による仮想マシンの追加など、一度動き出した仮想化基盤が、ずっと同じままのCPUやRAM,ストレージに容量が高知当時そのままの容量ということはまずありえません。
仮にAPサーバーだけでの運用であってもAPサーバーのログがたまって正しくrotateされていなければ、やはりストレージを消費することになります。

この調子で使い続けたら、いつCPUが枯渇するかやいつストレージの容量が足りなくなるかなどを推測するのがランウェイ機能です。
これを見ていくと、計画的にリソースの追加時期がわかりますので、あらかじめ予算申請などを行うのに最適です。

では実際のランウェイ画面を見ていきましょう。

まず、PrismCentralの「計画」メニューから「容量のランウェイ」を選択します。
PrismCentralに登録されたNutanixクラスターが表示されますので、リソースの状態を見たいクラスターをクリックします。
(ランウェイはNutanixクラスター単位の表示になります)

まず表示されるのは、ストレージのランウェイ(今と今後予測される利用状況)です。

右上のオレンジ色の文字列では、何日でリソースが枯渇するかが記載されています。
この環境では1年以上リソースは不足しないため「365+ days」と記載されています。
グラフは、現在地を基準に今後この調子で使っていくとどれくらいストレージが利用されていくかが、スナップショットやストレージ管理用のメタデーターを含め予測されたグラフが表示されています。
このNutanix環境は、Redundancy Factor2で構成していますので、N+1の原則に基づき、1ノードダウンしたときのストレージ容量として2.5TiB(有効容量)N+1を無視した最大利用可能容量3.74TiBの表示があります。
実際の運用としては、2.5TiBを超えた時点で、N+1が担保できなくなりますので、早急にノード追加が必要となりますが、その予測を含めてこのグラフでいつノードを追加する必要があるかがわかります。
このストレージの情痴はストレージコンテナごとに確認することも可能です。

では次にCPUランウェイを見ていきましょう。

CPUも同じようにN+1とクラスター全体のCPU氏擁立に基づいたグラフが表示されます。ここでN+1の線を超えるグラフが1年以内に出てくる場合は、線に近づく前にノードの追加を検討する必要があります。(この環境ではまだまだ余裕ですね)

では最後にメモリーも見ていきましょう。

こちらも同じようにクラスター全体のメモリー利用状況をグラフで表しています。
この画面では徐々にではありますが、クラスターのメモリー利用率が上昇していますが、1年以内に枯渇することはないと思われます。
また、下側にはクラスター内で稼働する仮想マシンのメモリー使用容量と使用率が表示されています。

このようにグラフを見るだけで、リソースの枯渇状態がすぐにわかるのはメリットがあります。一方でリソースが不足することが見えるということは、リソースを追加しなければなりませんが、一方で既存で稼働している仮想マシンのリソースがそもそも適切なのかというのを見る必要があります。過剰にリソースを与えていることによってクラスター全体のリソースが少なくなっているが、実はその仮想マシンからリソースを回収することでリソース不足を回避することができる可能性もあります。

次回はリソース配分に関するアドバイスを見る方法を見ていきましょう。




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