Prismで様々なタスクを実行していると、まれにですがタスクが進まず残ってしまうことがあります。
▼タスクが進まず残ってしまったところ
この残ってしまったタスクは、大半が裏で動作しているタスクが、Prismに対してステータスが渡されていない状態になっていることが考えられます。タスク自体が裏で実行中の物であれば、そのまま待てば良いですが、タスク自体が異常終了するなどしている場合、ステータスだけがの進行中のまま残ってしまいますので、こういった場合は、表示上のステータスを変更を行い、タスクとしては中断した状態のステータスにすることで、タスク表示に残り続ける状態を改善します。
※この方法は、本番環境でむやみに使う物ではありませんので、本番環境でのタスク表示が残った場合は、必要に応じてサポートに問い合わせを行ってください。
タスクステータスを変更する方法
まず、SSHで、CVMにログインを行います。
次に以下のコマンドを実行します。
すると、以下のようなタスクの結果が表示されます。
(横スクロールで確認してください)
6971450b-a9b5-4b13-6083-a747aeda976f a66b9851-2318-4a56-6023-8f5781583ea6 cluster_sync 14 Password sync on 192.168.38.174 kRunning
a66b9851-2318-4a56-6023-8f5781583ea6 cluster_sync 10 Password sync: Password changed for admin or nutanix user kRunning
ここでは、親タスクと子タスクがあります。
この場合、いきなり親タスクを中断できませんので、先に子タスクを中断します。
すると、以下のような確認が来ますので、「y」を入力し、タスクを中断します。
Are you sure you want to continue? (y/n)
y
これで、タスクは「abort」つまり、中断扱いになります。
どうしてもタスクの表示が変わらず表示に残り続けるなどがある場合、このコマンドでタスクステータスを中断に変更することで、終了タスクとして表の表示に残り続けることが無くなるようになると思います。
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