2024年9月1日日曜日

Nutanix CE 2.1(AOS 6.8.1)を稼動させる自宅環境を整備する(その4)


Nutanixの場合、SSDがパフォーマンスや動作のかなめになるので、性能の良いSSDを選定するのが良いのですが、今回はコスト重視ということで壊れてもそれはそれでということで、WINTENのものを選択しました。

参考:WINTEN SSD 256GB 3D NAND採用 内蔵 SATA3 6Gb/s 2.5インチ

このサーバーには、2.5インチのスロットがないので、適当に空いているスロットにSSDを置いて、ドラフティングテープ留めてよしとしておきます。(雑ですみません..)


さて、ここで蓋をした後電源を入れて気づいたのですが、BIOS画面で、ディスクの冗長化がBIOSRAID(Software RAID)モードから、通常のAHCI SATAに変更ができない状態に気づきました。

どうも、いろいろ調べていると、MainBoardのジャンパスイッチで、Software RAIDモードをOFFにすることができるようです。(蓋にじゃぱぴんの説明が記載されていました)


ここは、Non-SW RAIDに変更しておきましょう。
(メインボードSATAコネクタ付近、右下側HDDエンクロージャーの下にジャンパスイッチがあります)

※今時BIOSのメニューで変更すればいいのに、わざわざジャンパースイッチで設定させるところは、昔ながらのGIGA-BYTEを感じる作りですね。(ASUSやMSI、AOpenは、BIOSメニュー実装の時代でもかたくなにSOYOとかGIGA-BYTEは、ジャンパスイッチ設定だったことを思い出します...)

あとは、設置の上、電源を入れ正常に電源が入ることを確認します。

NECのロゴが出たら、「F2」キーを押し、BIOSに入り、IPMIのIPアドレスを設定します。



BIOSに入ったら、「Server Mgmt」から、「BMC network configuration」のメニューに入ります。


IPMIのIPアドレスを設定します。


このモデルは、IPMIのライセンスが入ってないので、画面コンソールのリモート操作やIPMIからのメディアマウントができないのが残念ですが、リモートから電源ON/OFFやステータスが見えるだけでも大変便利です。

設定が終わったら、IPMIポートにLANケーブルを接続した後、管理用PCから該当のIPアドレスに接続し、IPMIのWeb画面が表示されることを確認します。


デフォルトは、Username:「admin」、Passwordは、「password」でログインできます。

これで、ハードウェアの情報なども確認可能です。


ちなみに、HardwareのMemoryの項目を見ると、Maximum Capacityが、64GBと記載されていますが、きちんと128GB認識している点は、ご愛嬌ということで...。


では、ここまで準備ができたらハードウェアとしての準備は完了です。

次回は、Nutanix CEのインストーラー作成とインストーラー起動までを行ってみたいと思います。


 



















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