前回までの、Oracle Database インスタンスの作成が完了しました。
残りの作業もあとわずかです。早速、2号機にOracle Database Softwareを導入します。
21.addonnodeコマンドで、2台目のサーバーを設定
1号機マシンでコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
%ORACLE_HOME%\addnode\addnode.bat -silent CLUSTER_NEW_NODES=ora19cseha02
22.LISTNERの設定変更
DB作成時のローカルリスナーをGrid Infrastructureのリスナーに変更します。
1号機のサーバーで以下のコマンドを入力し、現行のリスナー情報を確認します。
/* 以下はSQL*PLIUS内で入力 */
show parameter local_listener;
alter system reset local_listener;
exit
Show Parameterで、ローカルリスナーが存在していることを確認し、alter systemコマンドで、local_listenerをリセットします。
続いて、データーベースを再起動します。
d:\app\19.0.0\grid\bin\srvctl start database -db orcl
再び、SQLPLUSでログインし、リスナーの状態を確認します。
Grid Infrastructureから自動で割当られたリスナーになっていることを確認します。
/* 以下はSQL*PLIUS内で入力 */
show parameter local_listener;
exit
これで、リスナーの設定は完了です。
23.コンテナDBの自動起動
コンテナデーターベースが自動で起動するように以下の設定を入れます。
/* 以下はSQL*PLIUS内で入力 */
/* コンテナDBを起動 pdbはコンテナDB名 */
alter pluggable database pdb open;
/* 自動起動(現在のステータスを記憶) */
alter pluggable database all save state;
exit
これで、インスタンスの起動と同時にコンテナDBも自動起動します。
24.ノードの追加
現状では、データーベースインスタンスは、1号機でしか稼働していません。
これを2号機でも稼働するように設定します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。
d:\app\19.0.0\grid\bin\srvctl config database -db orcl
構成されたノードに「ora19cseha01」と「ora19cseha02」が入っていることを確認します。
25.オペレーションの紹介
リロケート(インスタンス稼働ホストを切り替える)
※2号機への切り替えの場合
「crsctl stat res -t」コマンドを利用して、インスタンスの場所を確認します。
指定したサーバーでのインスタンス起動
「crsctl stat res -t」コマンドを利用して、インスタンスの場所を確認します。
各種オペレーションは、Oracle RACと同じオペレーションが可能です。
(シャットダウンや起動方法も同様に)
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