2018年9月21日金曜日

PrismCentalの使いどころ(その5) Analysis(分析)の利用方法

※今回紹介の機能は、PrismStarterでもPrismProでも利用可能です。

特に注視して見ておきたい仮想マシンの状態や、パフォーマンス状態をいつも見れるようにしておきたいというのが、管理監視を行っている方のニーズだと思います。
そんな方に利用をお勧めするのが、分析機能です。

分析機能は各コンポーネントの性能情報をグラフ等で見ることができます。
ログは最大で2年間の保持が可能です(PrismElementは90日の保存期間です)


チャートは自分でお好みに合わせて作成することができます。
▼チャート作成メニュー

チャートには2種類のチャートがあります。
メトリックチャート1つの値(メトリック)を複数の対象(例えばホストなど)で表示
例)HOST A/HOST B/HOST CのそれぞれのCPU利用率
エンティティチャート複数の値(メトリック)を1つの対象で表示
例)HOST AのCPU/RAMの利用率

実際にメトリックチャートを作成してみましょう
ハイパーバイザーのCPU負荷率を出すものを作ってみたいと思います。

▼最初にチャート名を入力し、メトリックを選択します。

▼エンティティの対象を選び、ENTITIYで対象の名称を入力するか、検索で出てきたものをクリックすると下側の対象エリアに表示されます。選択時にShiftキーをクリックして対象を選択すると、複数の選択も可能です。

▼作成したチャートが表示されました

このチャートの右上の←ボタンを押すと、このグラフデーターをJSONまたはCSV5分単位の結果で取得することができます。

下側のChart Linkは、このチャートをいったん消した後に、もう一度追加したいときにこの表示されるURLを保存しておけばすぐにチャートを追加できるというものです。

▼チャート保存用のリンク


チャートは一見複雑に見えてしまいますが、なれると非常にわかりやすくかつ簡単に利用することができます。





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