2022年9月11日日曜日

イメージサービスへの仮想ディスク登録~AOS6.5の機能紹介(その2)~

従来からAHV上で、仮想マシンにマウントするISOイメージやテンプレート的に利用する仮想ディスクファイルを登録する、イメージサービス(現状のPrismの日本語だとイメージ設定と表記されています)

イメージサービスにISOやqcow2の仮想ディスクイメージを登録する場合は、PrismからHTTP経由でPUTするか、NFS経由でのPUTに対応しています。一方で既にNutanixのストレージコンテナ上に存在している仮想ディスクについては、acliコマンドを利用しないと登録が出来ませんでした。

このコマンドは従来紹介をしましたが、現在ではディスクのUUIDがわからなくても、仮想マシン名とディスク接続バスと接続ID(接続順)を指定することで登録が出来るようになっています。

image.create イメージ名称 image_type=kDiskImage  clone_from_vmdisk=vm:仮想マシン名:バスID(例scsi.0)

従来は、clone_from_vmdiskというパラメーターが無かったのですが、現在では子のパラメーターを利用することで、仮想ディスクのUUIDを探す必要が無くなりました。

しかし、とはいえコマンドでの作業というのはちょっと面倒なときもあります。

Prism Centralを利用すると現在では、仮想マシンの仮想ディスクをImageServiceに登録できるようになりました。

Prism Centralの「Compute & Storage」の「Images」を選択します。


Add Imagesから、イメージ登録画面に進み、「VM Disk」を選択します。

すると、仮想マシンの検索画面が表示されますので、ImageServiceに登録したい仮想マシンを選択し、仮想ディスクを選択し、右の「+」をクリックします。


続いて、イメージ名称を入力し、Nextをクリックします。


続いて、イメージの場所配置を決定します。

画面が壊れていますが、上側は、イメージ元が存在しているクラスターのみに登録をする場合、下側は、カテゴリーに属するクラスター全てにイメージをコピーする場合に利用します。

カテゴリーとImageServiceの管理については後日改めて詳細をお伝えしたいと思います。

このウィーザー度が終了すれば、イメージが登録されます。

マウス操作だけで出来るようになった点は1つの進歩であると思います。





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