今回はFoundationの画面を使って実際のイメージングを行う手順を紹介します。
Foundation VMの「Nutanix Foundation」アイコンをダブルクリックしてFoundation画面を表示します。もしくは、FoundationVMのIPアドレスにポート8000番(http://FoundatioVM-IP:8000)を付けて他の端末からブラウザでアクセスしても構いません。
すると、以下のような画面が表示されます。
では、1つずつの項目について見ていきます。
こちらはNutanix Foundationページから事前パラメーター設定をしたものをインポートする際に利用します。今回は、この項目今回利用しません。
2.Select your hardware platform:
こちらはこれからイメージングするハードウェアメーカーを選択します。
4.Do you want RDMA passthrough to the CVMs?
こちらはRDMAを利用するかになります。NVMeモデル以外は基本「No」を選択します。
5.What type of LAGs will your production switch have?
こちらは、Nutanixのノードに繋いでいるスイッチにLAGを構成している場合にStaticかLACPを選択します。Foundationでイメージングをする際には、ネットワーク周りが原因で失敗するとトラブルシュートに時間がかかりますので、最初はActive/StandByモードで設定して、あとからLAG等のチーミングの設定をするのがおすすめです。
6.To assign a VLAN to host/CVMs, enter the tag:
ホストとCVMにタグVLANを付与する場合に設定します。VLANを利用する場合、Foundation VMも指定したVLAN IDで疎通が出来る必要があります。
7.Nutanix requires all hosts and CVMs of a cluster to have static IPs in the same subnet. Pick a subnet:
ハイパーバイザー及びCVMに付与するIPアドレスのセグメントのサブネットマスクとデフォルトゲートウェイを入力します。ハイパーバイザーとCVMは同一セグメントである必要があります。
8.Pick a same or different subnet for the IPMIs as well, unless you want them to have no IPs.
IPMIに付与するセグメントのPアドレスのセグメントのサブネットマスクとデフォルトゲートウェイを入力します。IPMIは、CVM/ハイパーバイザーとは違うセグメントであっても問題はありませんが、セグメント間はルーティングされて、双方がNATなしでアクセスできる必要があります。
9.Double-check this installer's networking setup.
ネットワークのチェック項目になります。基本チェックを入れず、ネットワークのテストを行うようにしましょう。
List of existing interfaces
こちらは、Foundationで利用するNICを確認します。
ここまで準備をすると、「Next」をクリックします。
次の画面に行くと自動的に、ノードのDiscoveryが実行されます。
Discoveryが終わると、ハイパーバイザーとCVMが起動していて、ディスカバリーに応答したノードの情報が表示されます。
出てきた一覧には、ノードポジションも表示されます。2U4ノードのモデルの場合、A~Dのポジションがあり、こちらの図ではDポジションのノードが検出されていることが分ります。今回は、XC430をイメージングしたいと思いますので、イメージングしたい3ノードにチェックを入れます。
各種IPアドレスを入力する必要があります。IPアドレスは1項目ずつ入れることも可能ですが、Toolsの「Range Autofill」を選択すると、自動入力の枠が上段に表示されます。
追加された項目IPアドレスを入力すると、自動で連番のIPアドレスが入力されます。
必要なIPアドレスやホスト名などのパラメータおを入れ終えたらNextボタンを押します。
次回はクラスター作成に必要なパラメーターを紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿