※この機能はPrismProのライセンスが必要な機能の紹介です。
(PrismCentralは展開後60日間PrismProの機能を体験利用できます)
前回までに画面操作を中心としたPrismCentralのオペレーションを確認してきました。
PrismCentralは、集中管理とパフォーマンス等々の情報を集約と可視化できるということが理解できたかと思います。
さて、日本国内においてもシステムの安定稼働というのは重要視されることであり、データーセンターなどのシステム基盤の運用を行われる方は、稼働状況を定期的に報告するためにレポートを定期的に作成されているケースがあります。
PrismCentralはこのレポートを自動作成する機能を持っています。
今日はこのレポート機能について見ていきます。
レポートはPrismCentralの探索(Explorer)から、レポートを選択します。
今回は新しくレポートを作成しますので、「新規レポート」をクリックします。
まず、仮想マシンの一覧を出力させてみたいと思います。
実際に仮想マシンの一覧を追加してみます。
特殊な解説を入れることも可能です。その場合は、「表題と説明」を選択します。
あわせて、クラスターのCPU利用率の設定も線グラフで挿入します。
この場合は右側の「線グラフ」から挿入をします。
レポートの出力したい情報の設定が終わったら、レポートのタイトルを変更して、レポートの詳細な設定を行います。
レポートタイトルは、左上の鉛筆マークをクリックし、タイトル名を変更します。
レポートの設定を行います。
画面左下の「レポート設定」をクリックします。
ここの「外観」、ロゴやCopyrightの表示、レポートのカラーなどを設定できます。
ロゴはPNGファイル等をアップロードしない場合、Nutanixのロゴが表示されます。
なおヘッダーの色は表紙の次のページから表示されるレポート内容のヘッダーの色になります。
Eメールの設定ではメール送信先設定ができます。
(自動メール送信をしない場合この設定は無視しても構いません)
レポートの保存期間は、出力したレポートをPrismCentralの中にどれだけ保存するかの設定です。デフォルトでは10インスタンス(10出力)までとなっていますが、日付期間で設定することも可能です。
各種設定が完了したら、保存ボタンを押して設定完了です。
最後にスケジュールの設定を行います。
画面右上のスケジュールの設定をクリックします。
ここでレポートを出力するスケジュールおよびメールの配信先の設定が可能です。
こちらでは、レポートの発行間隔はレポートに収めるデーターの範囲も設定が可能です。
これで出力されたレポートは指定したメールから取得することも可能ですが、PrismCentralから取得する方法もご紹介します。
まず、取得したいレポートにチェックを入れ、「アクション」から「インスタンスを表示」をクリックします。
出力したレポートの一覧が表示されるので、任意のレポートの名をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます。(この画面では同じ日に何回も出力したので同じ日付になっていますが、1日1回の出力スケジュールを設定した場合、出力日順にレポートが表示されます)
レポートを開くと以下のように定義した通りにレポートが出力されています。
レポート機能の設定は実は意外に簡単なのですが、結構強力なレポートを手軽に出力することが可能です。
日々のクラスターの状況報告などを行う運用保守を行う環境においては、是非積極活用を検討するのが良いと思います。
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