Nutanix的には、CVMは特別な存在の仮想マシンとして取り扱われ、PRISMの画面で、仮想マシン一覧を表示してもCVMは、デフォルトでは表示されません。
また、このCVMを意図的にシャットダウンをすることもできません。
このCVMは、デフォルトVLAN(つまりUntag)で設定されています。
CVMの通信を意図的に別のVLANに変更した場合、vSphereの場合は、ポートグループを変更することだけで対応可能ですが、AHVの場合はコマンドを使っての対応となります。
今回は、その手法をご紹介します。
尚、この作業は各AHVホストで作業を行います。Nutanixのノードが10台あるのであれば、10台共に行う必要がある作業となりますのでご注意ください。
1.まず、TeraTerm等でSSHにてAHVホストにログインします。
2.AHVから、CVMに「192.168.5.254」を使ってログインします。
(192.168.5.254は、CVMの内部通信側のIPアドレスとなります。そのためどのAHVホストから接続してもCVMのIPアドレスは192.168.5.254で接続可能です)
ログインは、nutanixユーザーでログインしましょう。
#ssh nutanix@192.168.5.254
3.VLAN変更コマンドを実行します。(この場合、VLAN10に変更)
$ change_cvm_vlan 10
最後に「CVM external NIC successfully updated.」というメッセージが出たら終わりです。「exit」コマンドでCVMへの接続を終了します。
また、AHVの接続も「exit」コマンドで終了します。
CVMのVLAN変更は特に何も難しいものではありません。
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